リビングライフ Report 水匠(すいしょう)
江戸前蕎麦ダイニング水匠
 食生活で100%の安全が保証されなくなった今だからこそ、子供からお年寄りまで家族みんなに自信を持っておいしいお蕎麦を届けたい。
女性客に大人気!せいろ二種盛りがオススメ!

水匠店内カウンターお酒各種 ご主人が各地を旅しながら出会った、その季節一番の食材を使っているので、季節ごと変わるメニューが楽しみ!もちろん、夏場は自慢の冷やしメニューも登場するので乞うご期待!料金もご主人が「蕎麦は日本のファーストフードの原点」と語るだけあってリーズナブル!また「江戸前蕎麦ダイニング」の看板どおり、お酒メニューも季節ごとの純米酒や焼酎、カクテルも充実!通は蕎麦湯割りでどーぞ!


●水匠(すいしょう)
江戸前蕎麦ダイニング

住所/千葉県柏市明原2-2-13 正木ビル1F

TEL/04-7148-2813

営業時間/11:00〜14:00 L.O.
17:30〜21:00 L.O.
水曜は昼営業のみ

定休日/木曜日



西本 清潔感があって居心地の良いお店ですね。ご主人が蕎麦作りを始めてお店を出されるまでの経緯を聞かせていただけますか?
斉藤 お店のオープンは2007年の11月です。蕎麦作りに初めて携わったのは18の頃ですが、本格的に修行を始たのは20歳になってからです。おいしい蕎麦作りについての深さや魅力に触れながら「これを仕事にしたい」と思うようになりました。修行を積みながら、やるからには自分の理想を形にしようという気持ちが強くなって、25歳で独立しました。
西本 きっかけはどういうものだったのですか?
斉藤 もともと子供が好きで、保育士になりたかったんですが、当時は保育士というと女性が中心で、男性では難しかったんですね。そんなときに、蕎麦屋でアルバイトをしていて、子供がおいしそうに蕎麦を食べるのを見たんです。食品の安全性が問われる昨今、大手の会社ではどうしても目が届かない部分がでてくるので、小さな子供にも胸をはって出せるそばを作りたいと思いました。そのためには小さくてもいいから自分の店を持ちたかったですね。
西本 お店を持つまでは大変だったのでは?
斉藤 独立に備えては、お金を貯めながら、どんな食材を使って、どんなメニューを作るか・・といった構想を練ってきました。味づくりの勉強のために各地を旅したりもしました。港町では市場を見たり、大きな畑があったら「何だろう?」と足を止めたり。そのときに出会った業者さんらから、その季節ごとの一番おいしい食材を送ってもらって使っているんです。
西本 まさに今のお店はご主人の半生の集大成といった感じでしょうか。実際のお店作りについてのこだわった部分とは?
斉藤 自分が蕎麦作りを始めた頃は、高級志向で少し敷居の高いイメージのお店が流行っていましたが、今回の自分のお店作りにおいては、気取らず、気軽に女性一人でも家族でも来れるような雰囲気を心がけました。
西本 内装もおしゃれですが、外観もどなたでも入りやすい印象ですね。それでは、お蕎麦作りへのこだわりをお聞きしましょうか?
斉藤 はい、お蕎麦って蕎麦粉と水だけで作るので、少し練習すれば誰でもできると思うんですよ。何種類ものスパイスを使う料理だとできあがりには個人差が出ますけど、蕎麦は「腕の違い」で差が出るんです。他のお店で食べたりすると「自分もまだまだだな」と思うこともあります(笑)。単純だからこそごまかしがきかないんですよね。そして、店名「水匠」にも由来するんですが、おいしいお蕎麦に大事なものは蕎麦の香りとおいしい水だと思います。旅していたときも、おいしい水の出る地域のお蕎麦はおいしかったのを覚えていますし。当店の水は鹿児島の霧島から取り寄せていて、他にも鹿児島の温泉水や富士山の湧き水など、蕎麦粉との組み合わせで良いものを使っています。蕎麦粉にしても、茨城のものと長野のもの、2種類を使っていますが、産地も違えば品種も違います。当然、組み合わせる水が違えば昨日とは打ち方も変えないといけないので大変ですね。お蕎麦がうまく打てるとうれしいのですが、納得できなければ打ちなおしします。
西本 当然ながら、ご主人自身が納得いくものでないければお客様にもお出しできないわけですね。では、そのようなこだわりのお仕事をされている中でのやりがいとは?
斉藤 いろいろなお客様が来られる中、蕎麦通のお客様に褒めていただくのももちろんうれしいのですが、お年寄りご夫婦が「こんなおいしいお店が近くにできて本当に良かった」と言ってもらえたのはうれしかったですね。それから、小さな子供が残さずに食べてくれるのもやりがいに繋がります。うちのお店はご家族やご夫婦のお客様が多くて、食事中の会話が弾むと家族間のコミュニケーションのお手伝いができてるようでうれしいですね。
西本 今のお仕事も充実してるかと思いますが、ご主人の夢とは?
斉藤 おいしい水が湧き出るとこで蕎麦を育てて、鶏を飼いながら、自然食にこだわった最高のお蕎麦を作りたいですね。お店も増やしていけたら、今のお店とはまた違うスタイルで作ってみたいです。
西本 最後に読者へ向けてのメッセージをお願いします。
斉藤 いつ誰が食べても暖かい食卓を提供できるよう心がけています。安全性はもちろん心配されることなく、気軽に食を楽しんでほしいですね。おいしいお蕎麦は決して高いものではなくて、身近にあることを感じてください。
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