未来からの手紙が、臆病な「イマ」を変えていく—。
高野苺が織りなす、新たなる青春純愛ストーリーの最高傑作『orange』。
【Intoroduction】
「高校2年生の春。10年後の私から、手紙が届いた。
書かれていたのは、大切な人の未来がそこに無いということ。」
その切ない世界観だけで誰もがハッとする、まさに少女漫画の枠を飛び越え
た、新たなる青春純愛ストーリーの最高傑作『orange』。“もしもあの時こうしていれば、この後悔はなかったかもしれない”という、生きていれば誰しもの頭に幾度も浮かぶそんな思いを元に、原作者・高野苺が織りなす「未来の自分から手紙が届くファンタジックな世界観」と「大切な人の未来を失わないために“今”をもがきながら奮闘する」という優しく心動かされるストーリーラインが共感を呼び、年齢・性別に関係なくファン層を拡大。
8月25日発売の「月刊アクション」(双葉社)にて堂々完結、累計210万部を誇るコミックス既刊4巻の驚異的な注目度も相まって「orange中毒」となるファンが続出。いま、最も「シェアしたい」作品が早くも実写映画化となりました。未来の自分から届いた手紙を元に、臆病ながらも運命を変えようと奮闘していくヒロイン・高宮菜穂役には、NHK連続テレビ小説「まれ」で新・国民的女優となった土屋太鳳。16歳の健気な女子高生の菜穂と、26歳の運命を背負った菜穂を演じます。菜穂が想いを寄せることになる、心に深い傷を負った転校生・成瀬翔(かける)役には、同じく「まれ」で土屋太鳳の相手役を好演し、さらに話題のドラマに続々出演、大ブレイク中の山崎賢人。これ以上ないほどに旬でフレッシュなふたりの映画初共演が実現しました。菜穂の一番の理解者で翔との恋を応援する心優しきサッカー少年・須和弘人役に竜星涼。クールだが面倒見の良い姉御肌な茅野貴子役に山崎紘菜。イジラれ役で飄々とした不思議少年の萩田朔役に桜田通。仲良しグループのムードメーカー・村坂あずさ役に清水くるみといった、次世代を担う実力派俳優たちが菜穂、そして翔を支えていく同級生役として映画に輝きを与えています。
監督には、日本民間放送連盟ドラマ部門最優秀賞、またギャラクシー賞など各賞を獲得した「鈴木先生」を初め、「スプラウト」「Piece」などの良作ドラマを演出し、自身も原作の大ファンという橋本光二郎。新進気鋭の長編映画初監督として満を持してメガホンをとります。
そして音楽には連続テレビ小説「あまちゃん」で軽快かつ繊細な世界観を創りあげた大友良英。フレッシュな若手から日本エンターテインメント界を代表する大御所まで、まさに世代を、時を超えた最高のスタッフキャストが『orange』に息を吹き込んでいきます。
大切な人の未来を救えるのなら、臆病な「イマ」もきっと変えていける。
そう教えてくれたのは、10年後の自分からの手紙。
この冬唯一。そして新たなる青春純愛ストーリーがそっと届きます。 |